上を向いて歩こう(3)

フジさん、今日やっと45gの平均体重まで増えました!!
よく頑張った!!信じられなくて3回ぐらい乗ってもらいましたがちゃんと45gでした!
(フジさんは元から小柄です)

とは言え昨日のMAX体重は43gだったので、このまま徐々にいつもの体重をキープして行ければいいなと思います。

色々書きたい事は溜まっているのですが、今回"あの時のフジさん"がやたら長くなってしまったので体重報告だけで過去に行きます。
メモを切り貼りしているので、その日その時によって書き方が色々なのですが、気にしないでやって下さいね(^^;

***

6/3(火)のフジさん
仕事後、急いで病院へ。
担当の先生はお休みの日だったので、代わりの先生に今の状態を聞くとまだちょっと安心は出来ない様だった。
足の原因はわからぬまま。
嘔吐は無かったとの事。
シードを少し食べてくれているが、まだまだ。
体重は43.5g → 42.5g → 43.5gの推移。

ちゃんと立てていたが、昼間は寝ている事が多かったらしい。
移動しようとするとふらつく。
昨日ほどでは無いが毛引き(ほわ毛)

フンの色は良くなって来たが、消化が良く無いようでグリットが出ていた。

コンとプラケースを叩くと返してくれて、しばらくノッキングし合う。
たまに呼びかけに反応して弱く鳴いてくれたが、これも興奮しているからとのこと。
尾羽をぶんぶん振ってくれた。
その後はひたすら羽繕い&毛引き。
「フジさん、明日も来るからね!」と戸を閉めるととびらの向こうから弱い声がした。

会社では何度も泣きそうになって上を向き、場合によってはトイレに駆け込み、移動中の電車の中でも、病院の待合室でもめそめそしていたので「面会ではないちゃダメだぞ!」とパンパンと顔を叩き気合いを入れていたのに、フジさんに会ったらフジさんがとても嬉しそうにしてくれたので、こちらが逆に元気づけられて面会の間は涙は出ませんでした。フジさん、ありがとね。

フジさんの目はキラキラして見えた。
少しの時間(面会は10分程度)でも励ましてあげられるなら毎日面会に行こう。
あまり(面会が)長いと疲れてしまうと言われたので、病院に入院しているのはいいことなのだと思う。

***

6/4(水)のフジさん
先生に聞いてみてびっくり、入院してから毎日強制給餌3回、注射3回に加えてお薬で頑張っているらしい。
でも全く食べていない訳では無く、少しずつ食べている。

立てる様になったので、プラケの底を "毛足の短いタオル" → "新聞だけの床材" になってもきちんと立てるかどうか、これから見ていく。

「土曜日には退院出来るかも」との言葉に驚く。
退院出来るかは当日の朝判断で、8〜9時の間に連絡をくれるとの事。

プラケースに手を入れてもいいかと聞いたら、「触りますか?飛ばさないで下さいね」と出してくれた。
(昨日は代理の先生だったからかNGでした。と言うか、入院中は基本NGと説明書きに書いてありました。)
「足の力が戻ってる!!」手の中から出ようとする力を感じで嬉しかった。

でも足がこうなった原因はわからず。
CTを撮れば骨がよく見えるので原因が突き止められるかも。
15秒じっとしていないといけないので麻酔が必要。麻酔なので人間と同じリスクはある。
しかし、神経は映らない。
神経を映すならMRI
まあ、様子を見て足の調子が治らない様だったらCTを撮ってみたらいいのでは?とのこと。

沢山尾羽をぶんぶん振ってくれた。
頭にツクツク沢山。
風切羽が抜けていた。
ほわげは変わらず毎日抜いている。

月曜日の黒い血便は打撲による直接ダメージでは無く、痛いとかのストレスにより胃酸が沢山出て胃が荒れた事によるもの。
人間と同じ。
昨日のグリッドなどもその一連のものだが、今日はいい便が出ている。

写真を撮ってもいいですか?と聞いて写真を撮る。
この目が嬉しい。

しかし、本当に退院しても大丈夫なのだろうか…嬉しいけどちょっと不安。

***

6/5(木)
休診日のため面会無し。
頼んでいたマルカンのうさ暖が届く。
[rakuten:chanet:10206235:detail]
フジさんが帰って来てからの事を考え、ルーミィマルチその他諸々を注文する。
[rakuten:chanet:10260830:detail]

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6/6(金)のフジさん
主治医の先生は前日の休診日担当勤務だったため、今日はお休みで代理の先生。

カルテによると、昨日朝の強制給餌の後に吐いたらしい。
食べるご飯の量は吐いてからだいぶ減ったらしく、確かにシードにも粟穂にも手をつけていない。

2時間前に綺麗にしたばかりのプラケースに羽が沢山。
抜くんですよ〜との事。
ほわげに加えて緑の羽が抜けていた。

しょっぱなから"ぴゅい"と鳴いてくれる。

強制給餌は変わらず3回、注射は2回に減った様だった。

前日先生に土曜日に退院の話をされたけど、木〜金曜日の様子から見て退院は大丈夫なのでしょうか?と相談。

それは主治医の先生の判断だから自分ではなんとも言えないけれど、ご飯を食べないのは"コザクラだから"と言うのがあるかも。
環境が変わって食べない事が多々あるので、帰ったら急に食べ出す子もいるらしい。

吐いた原因はずっと30度越えのいい天気だったのが、昨日からの雨、一気に温度が下がって天候による所もあるんじゃ無いか?と。

退院出来た場合の準備について聞くと、今32度の入院部屋に居て暑がっていないので、家でも30度以上をキープ出来る様に。
保温電球のワット数を聞かれて40Wと言うと、40Wひとつじゃ足りないかもとのこと。
プラケースの外に近付けて配置出来る様にとの事で、ブックエンドを勧められる。
なるほど!実はプラケの側に保温電球をどう設置したら良いかが分からず入院前はゆたんぽを使っていました。
湯たんぽは、勿論サーモも繋げられないから温度を一定に保てないでしょ?と言われる。ごもっとも。一度暑くなり過ぎて下げるのに苦労しました(^^;

行き帰りの移動について。
「湯たんぽを持っていったら、こちらでお湯は入れて貰えますか?」と相談すると、「お湯を入れるのは勿論OKだけど、大きいカイロのほうがかさばらないしいいですよ」と。
「カイロだけでも大丈夫でしょうか?あたたまりますか?」と聞くと、「サイド2面に貼って包めば結構いける」「温度計持ってる?あと予備でもうひとつ持っていれば更に安心ですよ」との事だったのでカイロにする事にしました。

体重を聞き忘れてた。
どうだったのかな…

フジさんは結構鳴いてくれた。
暇な時は寝ている…と言うよりは羽繕いしているような感じ。だったそうです。

最初は「わー来てくれた〜!」ぴゅいっ!と鳴いて、尾羽ぶんぶん、プラケコンコンと行くのに、毎日気がついたら延々羽繕い&毛引き。
しかも後半が7割…。

「退院は早ければ明日、時間はない!」と帰りに閉店間際の100円ショップに飛び込んで使えそうなものをとにかく買い漁る。
"もし使わなかったらそれはそれでいい、使いたい時に無かった方が困る!"という判断基準でいっぱい買いました。

帰宅後それを使ってあーでもない、こーでもないと色々やり直しなんとか30度キープに成功。
ずっと酷い雨が続いていた週だったのもあって、気温は低めで意外に大変でした。
(今回のフジさんの静養設備については後日まとめて書きますね)

後は明日の朝電話がかかって来るか、来ないかだ…。
気温が低いのと、木曜日に吐いたのが気になって「退院延びてもいいな…」と思ったりもする。
(つづく)

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